奈良の自然に抱かれよう旅その5☆

奈良最終日は大台ヶ原へ。バスが大和上市駅から1日一本の運行のため、宿を吉野に移したのです(^^)b
 
私が大台ヶ原に行こうと決めたのはこの冊子に載っていたからです。
奈良観光ガイドブック2011春号です☆特集が組まれているわけでもなく、小さくひっそり載っているだけですが、緑と青空にひかれてしまったわけです。
 
大台ヶ原についた途端、空が近くてびっくりです。
(写メなので、色が綺麗に出なくて残念)
暑さもさほど感じません。確か20度台前半だったように思います。(今やすでに恋しい気温です、汗)
帰りのバスも一本のみ。これに乗れないと帰れません(((^^;)バスの出発時刻から逆算して3時間半のハイキングスタートです☆
 
 
ハイキングコースに入るとそれはそれは高い木々に覆われて鳥のさえずりが聞こえてきます。
少しぬかるんだ道をずんずん進みます。自然の苔がアートで魅力的。あまりに緑をパシャパシャしてるので、母に「植物図鑑できそうね」と呆れられてしまいました(((^_^;)
 
最初のポイントは日出ヶ岳。ここからは晴れていたら遠く富士山まで見えるみたいですが、あいにくの曇り空。道中は晴れ間もあったのに、山の天気は変わりやすいですね。
次に正木ヶ原へ向かいます。途中、正木峠でさっきまであった背の高い木々は一切なくなり、視界が開けます。そのまま正木ヶ原へ。正木ヶ原でははだかんぼーの木(トウヒが葉をつけずに枯れているので、名付けましたww)がまっすぐ空に向かって生えていたり倒れていたり。奇妙な光景ではあったんですが、神秘的な感じもしました。
休憩を挟んで牛石ヶ原へ。ここでは野生の鹿さんに遭遇☆トウヒの枝が低い位置だけ長さが揃っているのは、鹿さんがかじっているからだそう。笹も食べるらしく、大台ヶ原は笹の宝庫だから食べ物には困らないかもね(大台ヶ原へ向かう日の『すまたん』で「上野のパンダを大台ヶ原に放し飼いにする」みたいな事を冗談で言っていて、そういうことかとww)牛石ヶ原も拓けていて、緑のじゅうたんがあって周りに木々が生い茂っていて空が広くて、すごく居心地が良かったです。近場にこんなところがあったら、何度も足を運んじゃいそうな場所。
最後に向かうは大蛇ぐらです。いやぁ、ナメてましたね。いきなりレベルがぐーんと上がりました。道と言われる道はないわ、手すりはないわ、最後の岩場に向かう梯子は頼りない木の梯子…。うん。あっさり諦めましたよね。岩になんか登れません。ガツガツ進む森ガールちゃんたちを横目に素直に引き返しましたよ。
大蛇ぐらからあとは駐車場に戻るだけなのですが、駐車場に向かうには急登するらしく、その情報に恐れおののき回れ右して別ルートを帰りました。10時50分くらいにスタートして、戻ったのが14時20分くらいかな。まぁよく歩きましたよ。
 
 
帰りのバスの乗客もほぼ行きと同じメンツだし、運転手さんももちろん同じ方なので、なんだかファミリーみたいな感じになってました。行きのメンツを無事に全員確認できて安心、みたいな。途中、バスに一緒に乗り込んできたハチのおかげでひと騒動ww頼もしい運転手さんと乗客のお父さんが退治してくれました(*^^*)
 
 
京都へ向かう近鉄車内。太陽が暮れる様子と、東へ真っ直ぐ伸びる飛行機雲を拝むことができて、なんて幸せな3日間だったのだろうと振り返ってました。こんなに奈良を満喫できるとは。しかもきっと剛さんに出会わなければ一生訪れることもなかっただろう土地だし。また新しい奈良の魅力を発見しました☆最後、私たちを見送るかのようにピンクの空が広がっていたのが、またこれからの日々を頑張る活力になりましたp(^-^)qありがとう、奈良☆
 
 
というわけで、都内に戻ってくるなり暑さにげんなりした旅日記終わり☆
自己満の日記を読んで下さった方々に感謝(^∧^)☆