兄さんたち - はるのかぜ

私が始めてジャニーズのアイドルに興味を持ったのは光ゲンジさんでした。でもなんとなーく「あの人かっこいいなぁー」と思うだけで特に応援するわけでもありませんでした。
同級生の友達と「誰派？」「私○○くん」って、初めてそういうやりとりをしたのがSMAPさんでした。小学校高学年の頃の話です。確か私は稲垣くんの名前を挙げたのかな？当事の6人は「ドラマ班」「バラエティ班」なんて言われて3対3で分けられてた。

『愛ラブSMAP』とか好きで毎週見てたし、たまたま目が覚めたときにリビングのTVで『夢MORI』がやってた光景はなぜだか今でもはっきりと覚えてる。バラエティだってドラマだって当たり前のように見てた。KinKiのCDしか買わなくなった頃、久々にKinKi以外のCDを買ったのが「SMAP AID」だった。SMAPの歌を聞くと背中を押されて元気になる。多分、私みたいな人いっぱいいる。
ファンって言えるような立場ではないけど、私の人生の記憶の中にはSMAPが存在してる。それはKinKiの「兄さん」であろうがなかろうが。
そんなSMAPが解散―。またどうせデマだろうと思ってた。でも、事実だった。

先日、リオオリンピックの特番で中居くんを見て泣きそうになってしまった。とりわけファンというわけではない私でさえも寂しい気持ちになるのだから、ファンの皆さんの気持ちは計り知れない。
ただ、本当のところは本当の気持ちは本人たち5人にしかわからないもの。だから、5人の口から5人の言葉でちゃんと話してもらうまではどんな情報も信じない。それはKinKiさんにしても同じ。メディアより本人たちを信じる。
（スマスマの後番組にKinKiの番組という話、SMAPの代わりに紅白出演という話もありますが、どちらも望みません。どちらもいらない。）

一昨日の少クラでのKinKiさんのSMAP兄さんに対する発言が話題になってましたが、私もリアルタイムで見ていた一人です。まさかこのタイミングで、こんな状況でそんな発言を聞くとは思いもしなかったです（それはきっとKinKiさんたちも）。そしてもしかしたらその願いはもう叶わないのかもしれないと思うと涙が出ました。兄さんたちの背中を見て育ってきた二人です。兄さんたちにたくさんのことを教わった二人です。二人も辛いだろうな。

また共演してほしい。SMAP兄さんたちの25周年とKinKiさんの20周年のお祝いでまた7人で笑い合うことはできないのだろうか。

2016年の12月31日が、迎えたくない日になってしまった…。