友情と感謝と決意と。3

コンサートの感想続き書いとく。(この辺りからもう「今私の目の前にいる二人に集中しよう」って思い始めて特にメモとか取らなくなる。ので浸っちゃってます…)

・光の気配
毎回思うけど、新曲ですらCDやTVよりコンサートで聴くのが一番心に刺さる。初日以降は『ブラの気配』がちらついて仕方ない曲になってしまったが(笑)

・銀色暗号
アレンジされていてすぐには「この曲!」って一致せず。
合作はやっぱり特別になってしまうね。

恋涙

・Topaz Love
ステージ上昇。なおさら色々な思いが込み上げる曲。イントロだけで泣きそうになる。

KISSからはじまるミステリー
これも未だに上がる曲。『君が欲しい♪』のところの振り付けに注目しちゃう。今回もペンラ振りました。「フッフ~!」

・硝子の少年
やっぱり外せないよね。いや、やらないとは思ってないけども。あるのとないのじゃ全然違う。銀テ飛ばない。

・薔薇と太陽
キターーーー!って上がる曲の一つになったよね。固唾を飲んで光一さんのシャルドネを見守る。ひぃ。

薄荷キャンディー
最近のコンサートでは終盤の定番になってるね。だからイントロの時点でちょっと寂しくなる。昔でいう『このまま手をつないで』みたいな。「君だけ~」の光一さんの高音を聴くのが最高に楽しみな瞬間。

Harmony of December
光一さんが曲前に「ジャニーさんがタイトルをつけてくれた曲」って言った瞬間からもうわかってヤバかった。多分この曲で泣いたのも初めてだったし、終盤にこんなに泣いたのも久々だったかも(Partyのアニバ除いて)。とにかく一曲まるまる泣いてました。心なしか大サビでモニターに映された二人も泣きそうな表情でさらに号泣。

お会いしたことはない人だけど、私が大好きな人たちがあんなにも楽しそうに愛を持ってエピソードを話してくれるおかげで、私自身も何だかとてもジャニーさんを身近に感じるし、亡くなった今とても寂しい。二人が話してあぁ、今回のコンサートはジャニーさんに捧げるコンサートなんだなぁ、って。(もちろん二人もコンサート中に何度も「“どこかジャニーさんを感じることのできる”“ジャニーさんに感謝を伝える”コンサート」だとは言っていたけど)


【アンコール】
ボクの背中には羽根がある
歌ってくれる確信があった曲。これもまたジャニーさんが亡くなった今、より深く心に刺さる曲になった。

・YOU~ThanKs 2 You
ほんの少しではあるけど、どこかで期待してた。YOU歌ってくれないかな?二人で、って。でもまさか本当に、しかもこんなに早く光一さんと剛さん二人でKinKiバージョンで歌ってくれるとは思っていなくて驚いた。
あの日、ジャニーさんが火葬された日に二人の間に流れていたその時間、二人の友情の歌、と剛さんからの紹介で始まった『YOU』
今本当に今、コンサートが終わって2ヶ月以上経った今でもふっと思い出されて胸がぎゅっとなります。
当日はビジョンの歌詞をずっと追ってたんだけど、またも『つよいひかり』って入っててたまらなかったよね。

剛さんが去年の夏、ソロのライブの現場で「ジャニーさんの葬儀の日に珍しく泣いている奴がいた」って発言したことは参戦した方々のレポでいろんなところで目にしていました。でも、私は正直その相手が=光一さんにはならなかったし、「いつか話すけど」と言った剛さんの言葉に大きく期待しているわけでもなかった。

でも、ジャニーさんが亡くなって初めての二人のコンサートで、2年ぶりのコンサートで、しかもジャニーさんのお別れ会を行った東京ドームで、その答え合わせをここですること、とても意味があるように思えた。


曲終わりに銀テが出たんだけど、絶対おこぼれにもあずかれない席にいた私は、ファンの様子を無の表情で見つめる二人の姿に笑ったよね。


初日は最後の最後で正面サイドの『ThanKs 2 You』のタペストリーがばっさ~!って下がってビビったよね。本当にばっさ~!って音立てて何事?!って思ったもん(笑)

剛さん「俺たちKinKi~」二人「Kids~」ってステージをはけたあとメインビジョンに青と赤の光の玉が出て一番最後に重なって発光するんだけど、そのあとに映し出される二人の写真がもう……(出所がジャニーさんの病室って、今となればわかっているし、二人がそういう表情をしてる理由も合点がいくけど)本当に素顔でそれでいてすんごく幼い表情をして映ってて。私は光一さん側の席だったから、光一さんの顔が(あ、写真の立ち位置もちゃんと左剛さん、右光一さんだったわ)よーく見えてその表情が本当に今まで見たことのない表情をして映っててびっくりしてそれでまた泣いた。スタッフロールが無くて寂しいなぁって思っていたんだけど、こういうことだった。


『YOU』の歌詞にもあったように、コンサートで面白コーナーを久々に作ったように、幼い頃ジャニーさんが「KANZAI BOYA」と名付けてくれた頃のように二人の気持ちは、二人の関係は戻ったのかな?って思った。
『YOU』のあの歌詞を公に二人で歌うことを容認した光一さん(今までの光一さんだったら、歌うことを嫌煙しそうなイメージなので)、あの歌詞を「友情のうた」と表した剛さん。きっとあんな風に出すつもりもなかったであろう写真をファンに見せてくれたこと、二人はやっぱりジャニーさんを亡くしてより“二人でいること”“二人であること”を改めて考えたんじゃないかな?今回のコンサートはジャニーさんに対するこれからの決意表明なんじゃないかな?って思った。

公式で出た“新たなKinKi Kids神話”は大袈裟ではなく、真実だった。


光一さんと剛さんがジャニーさんに「羽根」を授けてくれたことに感謝し、これからの“二人”を決意したように、私も人生をより輝くものにしてくれる二人に出会わせてくださったジャニーさんに感謝しています。
あなたが見つけてくれた二人は大丈夫。たくさんの人たちに夢と愛を与えてくれてます。