この冬の約束【7月17日大阪】

京セラ近くのイオンを出たのは15時25分頃。日差しのキツい中ドームに向かいました。5ゲート前のイベント予定看板をパシャリとして、本日の入場口10ゲートへ向かいます。道中、昨日も参戦されたであろうお仲間さんから聞こえてくる昨日のイベントの様子。“そっか。イベントだからあまり楽曲は歌わないのね”“トークショーでも十分幸せ”そんなことを思いながら10ゲートへ到着し、無事に入場しました。
そして噂のサイリウム。「細い」「油断するとすぐ折れちゃう」と聞いていたので使用するまでどう保存しておくか、も今回のテーマでした。ですが、差し出されたのは3本のサイリウム。1本のつもりでいたので、戸惑っていると「お一人3本です」と。昨日のいろいろで(笑)即日の対策素晴らしいですね!(結局使うことはなかったのだけど、新大阪駅でランチをいただいたお店で箸入れをいただいてきたけど果たしてあれで効果はあったのだろうか。)ちなみに私はイエロー担当でした。

席に向かう道中に見た15時35分頃のドームのお手洗いは全然空いていました。が、とりあえず座席の確認をと席に向かいます。今回は3塁側スタンド席。私にしては割りと低めの位置の端から2番目でした。すぐ左手のブロックは私のいた座席とは違ってパイプ椅子に見えたので、もしかしたら制作開放席かもしれません。
会場内はKinKiさんの楽曲が流れています。これまた聴き入っちゃっていつかみたいにお手洗い行けないやつ。で、「もうさすがに行かないとダメだ」と向かったときにはもうかなりの待機列で、結局開演前のお手洗いは諦めました。

いつもネタバレウェルカムの私だけど、今回はちょっと避けたい気持ちで。なのでなんとなくの流れしか把握せず参戦しました。


16時55分。開演前のアナウンス。そして17時5分。客電が落ち、モニターには歩を進める2人の足元が映し出されます。『硝子の少年』のジャケ写前で立ち止まる2人の後ろ姿。歴代のシングルのジャケ写、これまでのコンサートの映像やおそらく雑誌の写真などがモニターに流れます。そしてステージ上方1段、下方2段にずらっと並べられている歴代衣装が現れ、大きな拍手が起こりました。そして、その衣装に紛れ立ち位置逆で現れる光一さんと剛さん!絵になるんだ、これが。立ち位置逆で現れた二人はステージに出てくるとお互いの方向に歩きだし、中央で腕タッチ!!これ、声が漏れちゃいそうなとこ!

1曲目の『FRIENDS』ではい号泣。周年は昔の曲を歌われるとダメだね。ただ歌ったあとのトークでは「君は誰だろう それは関係なくて」問題で笑わせてくる。歌詞の深読みコーナー(?)はこの日も擦ってて(笑)、「白い歯 舌見せて微笑う」問題を昨日の夜ホテルで考えて解決したという剛さん。このときに光一さんが剛さんに「謎はすべて解けた」を強要してたの笑ったな。結局口を大きく開けて笑ったから、歯も舌も見えた、というところに落ち着く。
ステージにずらっと並んでいる衣装に触れる2人。私は前日にブンブブーンの25周年企画を見たばかりだったのでそこから着想を得たのかとニヤニヤしてしまった。
2~4曲目は山下達郎さんくくりで。ジェロマのペンラぐりんぐりんがもはや当たり前になってて楽しい。動きが途中混乱しちゃう自分も笑える。
5曲目はまりやさんの『Midnight Rain』セリフ待ってたんだけどな。言ってほしかったです(ボソ)
6曲目は『たよりにしてまっせ』覚えてるところは当時の振り付けのままで踊ってみよう!ということに。光一さんが剛さんに「無理しないで」「俺も軽くノるくらいだから」っておっしゃっててグッときちゃった。結果「同じとこ忘れてた」と嬉しそうな光一さん。「昨日のほうが踊れてた」とも。
7、8曲目は松本隆さんくくり。
お知らせはこのタイミングだったかな。「お知らせ」って光一さんに言われても「もう知ってるよ」っていう耐性がついちゃってるんだけど、「YouTube開設します!」には今日イチテンション上がっちゃいました。このとき「久々に原キーで歌った」「でももうやらない(by剛さん)」の曲って一体何なんだろう。ワンチャン『夏の王様』期待して良いですか?
光一さんのコンタクトがずれちゃったのもここかな?「平気平気」という光一さんに対して剛さんがかなり心配していました。結局光一さんはこのままステージを続けていました。
9曲目は『薔薇と太陽』で剛さんステージ上部、光一さんステージ、の図。炎の演出がすごい。曲に行く前に冷房が一段と効いたのは温度を下げたのかな?と思ったり。このあとだったかな。光一さんがステージドリンク飲もうとしたときに「ストロー熱っ!」ってなってたの。火傷しなかったかな?
2人ともステージ上部にてギターを抱えて10曲目の『全部だきしめて』、11曲目『好きになってく愛してく』で13曲目まで合作。

ここで実に7年ぶりというフロート。マジか。ステージから動かないことが当たり前になってきちゃってたからなぁ。ピアノでアレンジされた曲は2人が歌い出すまで何の曲だかわかりませんでした。それが14曲目の『このまま手をつないで』。このとき3階スタンドの私の近くにフロートがやってきました。近くに来てくれた2人。ただ不思議なんだけど、剛さんは存在を感じることができたのに、光一さんは感じられなくて。せっかく近くに来てくれたのにもどかしい!
私の目の前を通りすぎてしばらく行ったところで、剛さんがLFで綴られたことが起きてしまったのだけど、私としてはみんな「歌いたくても歌えない」もどかしさを感じてしまって涙が出てしまいました。本当は20周年のPartyのように歌いたいはず、「ありがとう」や「おめでとう」や「愛してる」を声に出して言いたいはずなのに、伝えるべきときなのに伝えられないことが悔しい、そんな気持ちに襲われました。
バクステ辺りまできたところで15曲目の『Anniversary』また泣く。

ステージに戻って最後はもちろん『Amazing Love』。サイリウムは無事だろうか?無事だ!!ワタワタと3本をポキッポキッポキッと折る。3本を繋げて輪っかにする方がちらほらいたんだけど、どう扱ったら良いかわからず、私は単純に3本を持って振りました。ただ振るのに一生懸命になっちゃって(ダンサーさんを目で追うのに必死)肝心のKinKiさんのパフォーマンスに集中できず。やらかしました。途中銀テープ発射あり。もちろん私は届かない位置の席だったけど、MVで使われてた赤や青のリボンが飛んだら素敵だなぁ、なんて考えたり。(どう考えても4公演分無いよな(笑))

2人がはける際は光一さんが人差し指を立て、剛さんがピースを横にして2人で「K」マークを作るエモい演出が。そっか。Kって2人で作れるんだね。

2人がいなくなった会場のモニターには2ショットの写真(絵画風)とこの冬の約束が。約束があるだけで世界が全然違う。光が見える。


正直、大阪公演は行くかどうか迷ってた。でも、自分の気持ちに嘘つかずに後悔しないように、行って良かった。
ありがとう。おめでとう、KinKi Kids